田舎の環境音 – 移住先の下見と調査

都市部の喧騒に慣れているはずの移住者が、川のせせらぎや林の葉音が聞こえるところに別荘を建てたところ、田舎者には心地よく聞こえるはずのせせらぎや葉音が不快なノイズのように聞こえてノイローゼ気味になり、早々に都会に戻られたという笑えないような話があるようです。

移住先を決めるために、住居物件や自然環境(特に降雪について)、移住予定の集落の決まりごと・人間関係、自然の遊び場や日々の買い物など、様々な調査をされると思いますが、案外気が付かない点として「環境音」にも要注意のようです。

獣の声に恐怖を感じたり、余りにも静かすぎて落ち着かなかったり、普通は心地良いとされるせせらぎや葉音や虫の音などの自然の音が大きく聞こえたり・・・移住したあとで気づくのでは遅いので、事前の調査は綿密に行うことが必要です。